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続き物です
今回は管理釣り場、エリアトラウトで釣れる魚をざっくりと。
そしてルール、マナー、魚の取り扱いについて書いていこうかなと思います。
まず、釣れる魚ですが……
日々増えていくと思ってください。
基本的に釣れるのは
ニジマス、アマゴ、ヤマメ、イワナが基本かな、と。
そこにブラウントラウトやタイガートラウト、魚同士を掛け合わせたロックトラウトや○○サーモンというものが放流されていますが
掛け合わせた魚、いわゆる地方のトラウトというものは色々いまして……
私が知っている中でも絹姫サーモン、頂鱒、ホウライマスと知らないものの方が多いぐらいです。
その為、ここでは基本の4種の見た目と見分け方を紹介させていただきます
まずはニジマス。
20-60cmほどが多いですかね
背中が青や緑がかったカラーで中心(側線)付近は赤みがかっており、全体に黒点が散らばります
主に放流される魚種であり、身はサイズが大きくなると脂が乗り旨味のある魚です
オスメスの見分けについては……マス類全体ですがすごく雑なことを言えばいかついのがオス、丸みのあるのがメスです
続いてイワナ。
これはわかりやすいかと思います
褐色の魚体に白点が散らばります
サイズはおよそ20-40センチが多いですね
ニジマスに比べ貪欲で食い気のスイッチが入るとすごい勢いで追いますが、臆病だったりもします
味は……脂気は少なく、淡白。やや水気が多い身なのでじっくり炭火で強火の遠火で焼くとじんわりとした旨味を味わえます
そして間違えやすいアマゴ、ヤマメ。
褐色やん青みがかった背にパーマークと言われる大きな斑点。
アマゴはそこに朱点が入り、ヤマメは入りません。
ただこいつらの厄介なのは成熟し、繁殖期に入ると銀毛と呼ばれる銀の鱗に覆われるところです。
その為、全体的に銀ピカの魚が釣れたらこいつらだと思ってください。
味は写真の模様のものは岩魚に比べ身はしっかりとしており、焼いて食べるとふっくらとした美味しい魚です。
銀ピカになると脂が乗り旨味がまして別の魚のような味わいに……
とまぁ、そんな所が基本の4種です。
続いてルールやマナーについて。
釣り場によってルールは異なりますので、大体どこの釣り場でも言われる内容を書いておきます
1.フック、針について
シングルフック、バーブレスフックが基本になります。
シングルフックというのはいわゆる普通のハリ。
錨型のものはトリプルフックと呼ばれ、禁止です。
バーブレスフックはカエシのないハリ。
かえしというのはハリに掛かった魚が外れないようにするためのストッパーなのですが、管理釣り場では逃すことが前提にあるため魚へのダメージを抑えるためにもかえしのないものを使うようにとされています。
ざっくりいえば刺繍ばりを曲げたようなものならOKです
2.ルアーの使用可否
釣り場によって使えるルアーは違います。
例えば何センチ以上何センチ未満、何グラム以上何グラム未満
他にも素材が金属がプラスチックのものなどありますが……
圧倒的に使えない所が多いものは
ワーム。エサ。これは絶対にダメです。
使ってる人を見たら後ろから飛び蹴りをかましたくなるレベルです(なおごく一部の釣り場ではOKだったりもしますが)
まずは行く釣り場のサイトをみたり、当日スタッフさんに聞くことが大事ですね
3.魚の扱い
釣れた魚の取扱にも注意が必要です。
持ち帰らない魚に手で触れない、ラバーネットを使う、陸にあげない。
この3つは絶対です。
その為、魚の口にかかったハリを外すためにリリーサー、フォーセップ、ペンチなどを持っていきましょう。
うっかり陸にあげてしまったりした魚は持ち帰るようにしてください。
そしてマナー。
隣の方へ挨拶、釣り座に入る時には一声かける(横はいらせてもらってもいいですか、と)のは人としてのマナーですね。
他にも近くの方が大物を掛けてファイトしている時はルアーを回収して絡まないようにしたり、間違って横の方へ飛んでしまった時はすぐに糸を巻き取り回収してください。
また、もし絡んでしまった時は謝罪の言葉と共に自分のほうの糸を切るのがスマートですかね…
マナーというのは押し付けるものではありませんが、お互いに気持ちよく釣りをする為に自分がされたらいいな、と思う行動を心がけましょう。
また、これらのルールやマナーを守らない方も当然います。
その際はそっと釣り場のスタッフへ伝えましょう。
ルールとマナーを守って楽しい釣りを!そして美味しい魚を持ち帰りましょう