https://belltrout.naturum.ne.jp/e3516000.html
続きというか、ちょい足しというか。
エリアトラウトはエサを使わず擬似絵(ルアー)で釣る釣り堀です
と書くと難易度低い、誰でも釣れると思う方もままいます
が、近浅遠深の奥深いものです。
一匹釣ることは難しくありません。
それを10匹釣るのが第一歩
100匹釣れたら名人です。
まずはその一歩を踏み出す為の記事になれればと思います
スプーンについて
これ、どんな動き?という話がよくありますが
基本的にはしずくの形(ティアドロップと言います)のものは動きが強く、柳の葉の形(ウィローリーフと言います)のものは弱い、と思ってください。
めちゃめちゃざっくり言えば
幅が広い方が強い、というイメージで。
魚が元気だな、追っかけてくるなの時や
周りにはいるけどこっちにこないな
という時はティアドロップ系のものを
魚が元気ないな、追いが弱いなってときや
魚はいるけど口が使われないな
という時はウィローリーフ系のものを使うといいでしょう
また、以前の記事にものせたように重いものは早く動かすことになります。
つまり追いかける速度が早い元気な魚なら重めのティアドロップ系を。
追いかけるけど元気がないなら重めのウィローリーフ系
逆に追いかける速度は遅いが元気がなければ軽めのティアドロップ
追いかける速度も元気もなければ軽めのウィローリーフ
を使うといいでしょう
形を細めに、重さを軽めにしていくのが基本ではありますが、絶対では無いので魚の様子を見つつ変えていきましょう
クランクについて
クランクにも様々な形がありますが…ざっくりと
ドロップ型…飴玉や雫のような丸い形
ニョロ系…ミミズのような長細いその名の通りニョロっとした形のもの
があります
そして潜る深さを表す記号が書かれています
SR…シャローライナー
MR…ミッドライナー
DR…ディープライナー
上から浅め、中間、深めというイメージで良いでしょう。
基本的にクランクは巻いたら潜っていきます。
巻く速さや、竿の構えである程度調整はききますが限界の深さはあります
そしてこれはスプーンには無い内容ですが
このルアーが浮き沈みどちらですよ、という記号もあります
F…フローティング 浮きます
SP…サスペンド 浮きも沈みもしません(極々遅い浮上、沈下のものはあります)
S…シンキング 沈みます
これらも、使う際は考えておかないと動かし方が変わったり、狙う深さが変わったりします。
基本的にクランクベイトは投げて巻くだけ…ですが巻いてくる際に竿を立てて上の層を巻いたり、竿を水に突っ込んで下の層を巻いたりなど創意工夫で変えていける部分も大きいです
個人的なポイントとしてはパタパタと動く速度をキープする事が1番大事です。
早くなったり遅くなったりすると魚は追うことをやめてしまいます
ミノーについて
こちらはクランクベイトと違い、スリムな明らかに小魚!という形をしています
こちらに関しては基本的には潜る深さや浮き沈みはクランクベイトと同じなので割愛。
動かし方が以下のようなものがあります
ただ巻き…ただ巻くだけ。クランクと似た使い方
ストップアンドゴー…ただ巻より早めに巻き、ピタッと止めてまた巻く
トゥイッチ…糸ふけを取りつつ、竿先をちょんちょんとルアーを引くように動かして右に左にと逃げ回るような動きをさせる
ジャーク…トゥイッチより動きは大きく、速さは遅く動かし、右へ左へ動かす幅を広くする
マジックジャーク…最近のメイン。グリグリジャークなんて言われたりもする。リールを素早く1/2-1/4ほど勢いよく回してピタッと止めて1-5秒ほど数えてまた巻くに戻ります。
クランクに比べるとどちらかと言えば動かして食わせる釣りになるのでテクニックは求められますが食わせたぜ!という感覚は強いです。
こちらも、スプーンで釣れなくなった時に使うことが多いです。
反則系について
様々なお助けルアーがあり、あまりの釣れざまに禁止する釣り場もあることから付いたと言われる反則系。
サラッと紹介します
・セニョールトルネード…針金にビーズを通したようなルアー。指に巻き付けて形を整えて投げてまくだけ。
・ぐるぐるX、ぐるぐるスティック…斜め45度の角度になるスピードで巻いてくるだけ。
・フェザージグ…羽やレザーなどの素材を使ったルアー。ものによるが基本ただ巻き、トゥイッチもしくは沈めている最中に食いついてくる事も。
・豆、縦系…投げる、底まで落とす…最中に食べてくるのでラインをよく見ておきましょう。また、バベルというシリーズはゆっくり巻いてきても釣れますので、釣り場のルールでOKならおすすめです
駆け足で書いてきましたが…
ルールを守っていれば何使っても構いません
(ルールに書いてないから20グラムのジグとか、引っ掛けるために早巻きしたりはやめようね)
縦は反則!フェザーは反則!なんて人もいますが自分が行く釣り場で使用可能なら使っていいんです。
使ってダメなところで使ったら文字通り反則になってしまいますからね